福岡市博多区の養行寺について

お問合せ電話番号
福岡県福岡市博多区博多駅南3-18-28
(博多駅から1.4km)

宝林山 養行寺

ようこそ養行寺へお越し下さいました。
300年以上続く当寺では、「癒し」「学び」「楽しみ」をテーマに地域貢献や支援活動も行っております。

概要写真

三百年以上の歴史

養行寺は開基より、佐賀県神埼郡三瀬村下杠の地にあって歴代、村落の人々共々に仏教を生活の軸として殊に浄土真宗法義の篤い伝統を形成してきたことが諸誌村誌等に残されています。
然し、昭和24年北山ダムが建設され移転のやむなきに至り、25年当地に移りました。

養行寺開山は約300有余年を辿る守谷禅師を以って祖となります。
また武田冠者信義17世孫甲斐国大守武田晴信入道信玄、その子信親とあります。
後山号を法林山より宝林山に改号、姓を森谷と改めました。
開山当時は天台宗または曹洞宗ではないかとの推定もあり、関ヶ原戦後真宗に改めました。(三瀬村誌参考)

上から見た図面
開基頃の養行寺

それより開山は了琢とありますが、「長崎県庁差出」では万治2年正善開基ともされています。
「一向宗由緒」より以前とみられる(延覚寺文書) では、開基正善、2世善従、3世了琢、4世了海、5世香月、6世泰山、7世達道、8世琢円となっています。

(三瀬村誌)それによれば現住職は16世ですが、最近たまたま旧本堂より発見された、寛政6年(1794年)改築の養行寺棟板(現存)には、12世了円と記したものもあります。もしそうであれば、13世智黙、14世智圓、15世宣暢、16世翆雲、17世暁雲、18世大音、19世淳城、20世大行と現在に続いていることになります。兎も角血脈法脈相続して仏法弘通の心が現代に流れ流して、いのちの歴史を形成しているのであります。

お寺と本堂

お寺の役割は、本来「癒し」「学び」「楽しみ」です。一人ひとりの人生に寄り添うことが本来のお寺の役割です。
お寺の本堂は、どなたにでもお越しいただきやすいよう全面バリアフリーとなっております。

上から見た図面
本堂

また、本堂の内陣(ないじん)は、照明デザイナーの松下美紀さんによる照明デザインをとりいれ、癒しの空間を演出しています。

本堂はヨガ教室の場所としても解放しており、お寺の横に併設した幼稚園では、子どもたちの笑い声や歌声が響いています。
空間に癒され、人生やいのちについて学び、楽しみ、より豊かな人生を歩んで下さい。

上から見た図面
棟札(むなふだ)

支援活動

カンボジア支援活動

2010年より、カンボジア地域を支援しており、カンボジアの子どもたちの学費、教材費、井戸水のメンテナンス、国立エイズ病棟の患者さんたちへの食糧支援等々の社会貢献に参加しております。

みなさまからお預かりした永代供養の管理費用の一部を、送らせていただきます。
みなさまからのご支援で子どもたちの未来が変わっていきます。

また、ヨガ教室の場所を提供するなど、地域貢献も目指しています。

※右の写真は、2010年に副住職が直接支援金を渡すため、カンボジアへ訪れた時のものです。

幼稚園を併設


お寺の横に併設したサルナート幼稚園では、子どもたちの笑い声や歌声が響いています。
八角堂にお参りに来られた方々は、子どもたちのいきいきした遊び声を耳にしながら脇を通り、お堂へあがっていただきます。みなさん「子どもの声が響いて賑やかでいいね。」とおっしゃってくださいます。
引き継がれていく命の尊さを感じる空間です。

サルナート幼稚園

幼稚園の様子
養行寺へのアクセス